セキュリティ2026 5/25

セキュリティエンジニアリングで事業を止めないために最初に整えること

セキュリティエンジニアリングで事業を止めないために最初に整えること

セキュリティ対策は、障害やインシデントが起きてから追加するものではなく、日々の開発・運用に組み込んでおくべき事業基盤です。まずは守るべき情報、利用している端末やSaaS、ログの取得状況を整理し、現実的に運用できる対策から始めることが重要です。

最初に可視化すべき対象

最初に見るべきなのは、社内でどの端末、アカウント、SaaS、クラウド環境が使われているかです。管理対象が曖昧なままだと、対策の優先順位を決められません。

特に端末ログやファイル操作、外部共有の状況は、インシデント時の初動に直結します。平時から確認できる状態を作ることで、問題発生時の判断が早くなります。

  • 端末とアカウントの棚卸し
  • 重要データの保管場所の整理
  • ログ取得と監査範囲の確認
  • 外部共有ルールの明確化

運用できるルールに落とし込む

強いルールを作っても、現場で守れなければ意味がありません。業務の流れを理解したうえで、例外対応や確認手順まで含めて設計する必要があります。

セキュリティは開発、情報システム、事業部門が分断されると定着しにくくなります。関係者が同じ情報を見ながら判断できる運用設計が重要です。